自分のコンテンツを持つために、するべきこと


まずは「情報発信」・・・でも

コンテンツを作るなら、まずは情報発信。

「インプットしたらアウトプットもセットで!」
「学んだらどんどんアウトプットするために情報発信しよう」

でも、
「これがすんなりできれば苦労しない」
すんなりできる人って、どんな人でしょう。

私も初めは怖かったです。
何が怖かったのか・・・?
誰にも自分の発信を見てもらえないだろうという恐怖。
既に出回っている情報の劣化コピーにしか過ぎないのでは?

だから、インプットだけで満足していました。
なにも、自分が発信しなくたって、世の中回っている。


「賢くなっていい気分」だけではダメ

有益な情報をインプットすると、
自分が一つ賢くなった気がしませんか?
学んだあとの気分っていいですよね。

でも
「気分がよくなって終わり」ではもったいないのです。

自分にとって?
いいえ、違います。

その状態で終わらせるということは
その情報を得た時の「あなたの中の変化」
を誰も知ることができないのです。

自分が発信しなくても、世の中回っている。
でも、すべての人にとって回っているわけではないのです。


情報発信の意味

「情報発信しよう」
には、
「あなたの中身を添えて発信しよう」
も含まれています。
だって、
加工・編集された二次情報なんて、誰が書いても同じじゃないですか。
つまらないつまらない。

ネットで買い物をするときも
レビューを参考にするでしょう?
参考にするレビューって、
ありきたりな感想だったら参考になりませんよね。
手に取ったその人が感じたメリット・デメリットを
その人の観点・価値観でレビューするから参考になります。

情報発信も同じです。
整理されて平均化された
キレイにそろった二次情報には魅力は感じません。


情報発信の種類は大きく2つ

情報発信する場合、
その種類は大きく分けて2つあります。

①「自分が得た情報をそのまま発信する」
②「得た情報に、経験や自分の考えを付加して発信する」

受け取る側にとって、
どちらに価値があるかは場合によります。

情報をそのまま欲しい場合は①で十分。
しかし、実際に行動した人の感想が欲しい場合は②の情報が欲しいですね。


一次情報と二次情報

各々の経験やそこから得た感想と言ったものは一次情報になります。
一次情報をデータとして集め、新しい視点や解釈を加え、分析・加工したものが二次情報。

一次情報があって二次情報があります。
二次情報は、一次情報などがうまく平均化されてしまっています。
その人の経験が感想は見えてきません。
一次情報と二次情報とでどちらが良いのか悪いのかは、その情報を利用する人によって価値が分かれます。


二つの情報の使い方

二次情報は一次情報の中にある具体性を集め加工し、抽象化したものともいえます。
二次情報ではわかりにくいものもたくさんあります。
そんな時は一次情報まで下りていくとよいでしょう。

ということは、
個々人が持っている一次情報は、
個々人が欲しがる可能性があるということです。
キレイにまとめられ平均化された二次情報だけでは、
「本当のところどうなの?」
という疑問には答えられません。

そこで、個々人の出番です。
情報発信には、インプットが必要。
インプットには二次情報が必要。
二次情報に一次情報を付け加えて、欲しい人に届けましょう。


最近話題のAIは便利ですが

AIツールのおかげでコンテンツの作成が容易になったと言われています。
それでも、AIは完ぺきではありません。

なぜ?
私たちが欲しい情報のすべてを出現させてくれるわけではないからです。
それはなぜ?
それは、AIがネット上の平均化された二次情報から情報を組み立ててコンテンツを作り上げることが多いからです。

私たちは人間です。

人間が抱く悩みや感情、本当のところを知りたい。解決したい。
そう思うはずです。

AIが自ら人間の悩みに寄り添うことはできません。
あくまでツール。
AIの情報に人間である私たちの感情をのせて、初めて人間である私たちの悩みを解決してくれるコンテンツにすることができるのです。

人間であって、良かった。と思いませんか?
AIだったら、人間の悩みを解決することはできないでしょうから。

AIは人間の感情のひだを理解することができません。
嫉妬の感情や揺れ動く思いを感じ取ることができません。

それを感じ取ることができるのが、同じ私たち人間です。

AIは人間の質問に答えてくれます。
私たちは、うまく質問することによって、解決策の一部を得ることができます。
それらを組み合わせ、経験や感情と言った、人間が持つ力を付け加えて、初めて人間の悩みを解決するコンテンツが出来上がります。

AIと競い合って、仕事を奪い合うのではありません。
AIと共存し、人間の作業を補ってもらうことで、人間にとって価値のあるコンテンツが出来上がるのです。


まとめ

人間の悩みを解決できるのは人間です。

自分の経験や知識と言った一次情報をもとに、
それらを加工して二次情報をまとめることになります。

この、「まとめる」という作業を人間が行うことに、大きな意味があります。
そして、
あなたというフィルターを通してまとめられた情報を待つ人が、
この世の中に必ずいます。

コンテンツを作るときに、思い出してください。

Similar Posts